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2015/1/25: ラシーン専門のBLOG ラシーンライフ を作成しました。 これからどんどんコンテンツを増やしていきます。是非ご覧になって下さい。 MINORU

真鍮エッチング

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by カエレバ


10年7月号のLightning誌は真鍮特集で、
真鍮エッチングのやり方が特集されていました。読まれた方も多いと思います。

で、それに触発されてやってみました。
ええ、出版社の思惑通りに事が運んでおりますw



早速ジョイフル本田で腐食液を購入してきました。
何でも置いてありますあの店。正確にはジョイフル2です。

by カエレバ


400円程度。格安です。
うーむ、薬品の原価って恐ろしく安いんだろうなぁ。。




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Lightningでは、カッティングシートなどを使用して図柄を切り抜く手法を使われていましたが、かなりテクニックを要することが分かったので、自分はレーザープリンターのトナーを使用する方法を使いました。

簡単な流れとしては、


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 @インクジェットプリンタ用の高品位専用紙に、レーザープリンターで図柄を印刷
 A真鍮板にアイロンを使用して、図柄(トナー)を転写
 B腐食液に投入して腐食させる

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

こんな感じになります。
ではスタート!




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■図柄をインクジェット用の高品位専用紙に、レーザープリンタで印刷します。
高品位専用紙のほうが、普通紙よりもトナーを真鍮板に転写しやすいらしいです。

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今回は数パターンの図柄を作りました。左右反転はお約束。
最初にトライするのは"KZ4"の図案。
AC/DCのフォントを使い作製してみました。

RIMG2235.jpg RIMG2237.jpg

真鍮板をカット。今回は0.3mmのものを使いました。
ホームセンターで売っている金切鋏で、簡単に切れる厚みはこの程度まで。
0.5mmになるとキツ目の反りが出ます。
真鍮板は、カット後に中性洗剤で洗うなどして脱脂しましょう。







RIMG2241.jpg RIMG2245.jpg

■次に、真鍮板に切った図柄を重ね、高温のアイロンで押し付けます。
おもいっきり体重を掛けて、5〜10分程度。
この工程でトナーを金属板に転写します。

この時、真鍮板全体にまんべんなく熱が行き渡っていないと、
トナーが落ちてしまいます。

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紙の表面が薄くコゲるくらいまで加熱して下さい。




RIMG2249.jpg RIMG2250.jpg

■加熱した真鍮板を水に入れて、十分水を染み込ませます。
紙全体がふやけてきて、紙が浮き始めたら次工程へ。

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しっかり水を含ませたタオルに真鍮板を包み込み、
中温度に設定したアイロンでプレスして蒸し上げます。
アイロンは乗っける程度でOKです。

タオルは蒸されて火傷するくらい熱くなるので、
取り扱いには十分注意してください。

時間にして5分くらい。途中で裏返すといいです。
タオルが乾いてアイロンにへばりつくことがあるので気をつけて。。





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■水を張った洗面器等のなかで、指の腹で丁寧に紙を剥がします。
この段階でトナーが大きく落ちてしまうと、最初からやり直しです。
前段階でしっかり熱を入れ、蒸らしも十分に行ないましょう。

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コレが紙を剥がした直後。
乾いてくると全体が白くなって来ます。
これは、まだ紙が薄く残っているためです。
再度水の中でチョットずつ剥がすか、消しゴムを使って落とします。

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トナーの様子を見ながら、ちょっとづつこすって紙をこそいでいきます。
力の限りこすらなければトナーははがれませんが、丁寧に落としましょう。





RIMG2283.jpg RIMG2286.jpg

■はがれてしまった部分を油性マジックで補修します。
油性マジックはマスキングの効果があるので、
簡単な部分はコレで補修できます。

細かい文字の部分も、予想以上に綺麗に転写されていました。
2mm×2mm程度の小さな文字も大丈夫です。
これは可能性が広がります。


  RIMG2311.jpg
  ※ちなみにトナーの転写が悪かったり、蒸らしが足りないと、
   こんな風にボロボロ剥がれてしまいます。細かい文字部は修正不可能。。
   裏面を使ってもう一回転写からスタートです。




RIMG2289.jpg RIMG2294.jpg

■腐食液を非金属製の容器に入れて、その中に真鍮版を投入して腐食させます。
腐食液は酸性なので、金属性の容器に入れると容器を侵してしまうので、
必ず非金属製の容器に入れましょう。
用途に応じて濃度を変える必要があるので、説明書をよくお読み下さい。


今回は食品保存用のタッパーに液を入れ、
とろ火で湯煎しながら腐食させました。
温度が高いほど腐食効果が高くなるとの事だったので、
このような手法を使いました。

あと、トナーを転写した裏面は必ずマスキングテープなどで養生してください。
養生なしで腐食が進むと、そのまま穴が開いてしまいます。





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■軽く攪拌しながら、10分ほど腐食させた結果がこちら。

細かい文字の部分もきれいにエッチングできました。
腐食液の濃度が濃いと、処理速度は速くなるものの表面が荒れやすくなり、濃度が薄いと時間がかかる分面が荒れにくくなるようです。このへんはサンポールと同じですねw

トナーは爪でこそぎ落としました。
水性ペイントはがし液を使うと、きれいに労せず剥がすことができるそうです。
自分の場合持ち合わせが無かったので、原始的な方法になりました(苦笑


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別のデザイン図案。KISSのフォントを使って"KAWASAKI".
こちらもエッチング完了。
文字の際のラインが荒いので、もうちょっと濃度を落としたほうが
いいかもしれません。


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微妙に分かりにくいと思いますが、黒マッキーを上から塗りたくって、
パーツクリーナーを染み込ませたウエスで軽く拭いた様子。

要はガンプラの墨入れですね。ガンダムマーカー懐かしい。。
腐食して凹んだところを真っ黒く塗りつぶすには、
アクリル絵の具なんか使うといいかもしれません。

これで作製は終了!


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■裏面に屋外用両面テープを貼り付けて、バイクに貼り付けます。
両面テープ舐めてたら、痛い目にあうくらい粘着力あります。
一回貼り付けたらまずはがれないです。

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貼り付けた図。

思ったよりスペースが無くって、縦に貼り付けました。
"KAWASAKI"エンブレムはシートの背面にぺ足り。後者はもう少し大きいほうが好みなので、あとで作り直そうかと思います。小さすぎてアールを描いてカットするのが難しく、微妙な形になってますんで・・・。




図案をカットしてから、およそ小一時間でエンブレムが作製できました。
いやぁ、これもの凄く楽しい♪ キレイにエッチングされてたときの嬉しさはひとしおです。

パニアケース用のエンブレム図案も考えているので、
夏休みに作製して貼り付けよっと。


とりあえずこんな感じで〜。


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