スイングアームの全バラ その2
2012年03月30日 22:35
| 各種パーツ
■本題のスイングアームの分解です。
(その1はこちら)
結果的に言ってしまうと、
ベアリングは左側は問題なしで、右側にしぶりが有りました。
左側はスイングアームを立てたら、簡単にブッシュが落下。
4年近く結構ハードに走行していたにもかかわらず、グリスもしっかり入っていました。
低フリクションでくるくる回ります。TRさんの初期整備の丁寧さが光ります。
ありがたいです。
右側は残念ながらブッシュが落ちてきませんでした。
良からぬことが発生していますね。まわしてみるとゴリゴリした感じが結構強い。。
とりあえず外して状態を見たかったので、六角レンチを引っ掛けて、
左右に回しながら上方向に力をかけて引っ張り上げました。
5-56を適宜滴下させながら、
なんども何度もナンドモ回していった末に、ようやく外れました。
(※たぶん、あまりやっちゃいけない方法です)
■外れたベアリングの様子。
ローラーが何個か押しつぶされていて、上手く回っていませんでした。
ベアリングになっていないので、乗り続けるなら交換が必要だと思います。
時間とお金と情熱があったら、、、
ベアリングの交換をやってみたいと思います。
ちなみに作業を手伝ってくれたKくんのGB250クラブマン(1型)は、
スイングアームピポッドからブッシュが刺さっているだけの簡易構造です。
それでもサスがしっかり動いていい感じです。さすがホンダ。
最終型の5型にはベアリング入りにブラッシュアップされているようで、
機会があったら落札したいと言っていました。
■LTDのマフラーは裏側がガッツリさびていました。
穴が開くような深い錆・腐食はないものの、このまま使用し続けたらかなりの確率で穴が開きます。そのうち対応を考えましょう。。
ただ純正マフラーは静かで気に入ってるので、
あまりお金かけてリプレイスしたくは無いですね。
■ホイールはそこそこ綺麗でした。
若干ホイール側が段減りしているような気がしないでも無いですが、
まだ大丈夫でしょう。ブレーキシューも当面は使えそうです。
パーツクリーナーで洗浄して、
カムの部分に再度グリスを塗布して組み付けます。
■ベアリングにはたっぷりとモリブデングリスを塗布して挿入。
同様にグリスまみれにしたブッシュ、ピポッドのボルトを組み付けます。
簡単に書きましたが、スイングアーム自体がそこそこ重量があるので、
平行に保ってシャフトを入れるのは難儀しました。
あとチェーンの通し方間違ったりとか(苦笑
組み付けた結果、前後上下のガタはなく、スムーズにスイングしました。
取り合えずコレで様子を見たいと思います。
以上です〜。
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