初夏のカスタム ロングフォークジョイント装着
2014年06月07日 09:00
| 各種パーツ
前回のハンドル交換、ドッグボーンライザー装着に引き続き、
今回はロングフォークジョイントを装着しました。
ロングフォークジョイントは、デイトナの当時物です。
パッケージは紛失してしまい、以前に撮影した写真しか残っていないのですが、
Z400LTD用として販売されていたパーツになります。
ヤフオクで4〜5年くらい前に入手しました。
同時出品されていたXS650のバックステップはバンバン値段が上がっていったのに、
このジョイントはスタート値の3000円位で自分が入札したっきりで、
誰とも競らずひっそりと終了したのを覚えています。
贅沢にもアルミ削り出し。旋盤バリバリ研削加工。
フォークの先端にかぶせるように装着して、
その状態で六角穴付きボルトを締めこむ、という独特な装着方法を採ります。
穴のメス側と、棒状のオス側。2つの円の同軸度(円の中心のばらつき精度)を
ある程度出さなければならず、そこそこ気合の入った加工です。
しかしいったい何個作られたのかなこれ?
おそらくデイトナに問い合わせても真相は分からないかと思います。
そんなパーツを、今回再度取り付けました。
タイヤを外し、
ブレーキとフロントフェンダーを外し、
フロントフォークをゆるめて、
キャップをはめ込みます。
なお、車体をジャッキアップする際は、
センタースタンドと、2×4の角材&スイフトのパンタグラフジャッキを使いました。
支持箇所は純正のエキパイ。
昔のバイクは結構強度を持たせて作られているので、
こういう荒っぽい用途にも、幾らかは耐えてくれます。
角材は、あくまでも補助的な支持で、
主として車重を支えるのは、センタースタンドと後輪です。
角材があると無いとでは作業効率が全然違いました。
これで装着完了です。
装着することで、およそ5〜6p程度フォークが伸ばすことができました。
このジョイントの構造上、若干フォークの根元が突き出る格好になります。
もっと伸ばすこともできるのですが、
いたずらに延長すると、フロント剛性・操縦バランスの低下が懸念されます。
それから、はめ込んで見たら面白いことがわかりました。
このジョイントは、
純正のヘッドライトステーの形状に合わせて製作されているのです。
純正ライトステーを避けるようにジョイントがマウントされます。
クリアランスを丁寧に計算されているのが見てとれます。
上手く作ってあるなぁと関心しました。
話が少しそれますが、
当初自分は、
このジョイントを付けたら、
次にヘッドライトを小径のボトムマウントタイプにしようと思っていました。
こんな感じですね。
モーターロックさんとか、この辺のパーツを使って。
ケースが大きく、配線処理がやりやすいんです。
ただ、今回取り付けたジョイントと純正ヘッドライトステーの
収まりがとてもよかったので、なんか交換しにくくなってしまいました。
なのでヘッドライトはしばらくこのまま。
250TRのライト使っているから夜も十分明るいし。
話を戻しましょう。
肝心の乗り味ですが、
若干立ちが強くなり、反応がワンテンポ遅れるといったレベル。
伸ばした影響は確かに出ています。
交差点では、「えい!曲がるぞ!」という思い切りが多少必要になりますが、
操舵関係の破綻はきたしておらず、普通に曲がります。
2日も乗ったらかなり慣れてきました。
むしろ気になったのが路面からの突き上げ。
まっすぐ走っているだけなのに、
コツコツ・フワフワという、フロントフォークからのピッチングが
コレまでになく顕著に感じられるようになりました。
・・・もしかしてフォークしなってる??
これもしばらく乗ったら慣れてきたのか幾らか気にならなくなりましたが、
あまり剛性のないΦ35フォークには、10cmちょっとのロングでも厳しいのかも。
これ以上のエクステンションはちょっと怖いっす。
フォー間にスタビライザーつけたら多少緩和されるかな?
こんなフェンダーもあるみたいだから、そのうちつけてみたいと思っています。
多分250TR用がつく… かな…?
フォークを伸ばしてから、曲がりはじめが、やたらクイックになりました。
今回ネック角はいじっていないので、
フォークが伸びた分車高が上がり、
わずかでしょうがトレールとホイールベースが増えているはずです。
ですので直進安定性が増しているはずなのですが、
それ以上に車線変更時の機敏な反応が強く印象に残ります。
何が原因だろう? と考えたのですが、
なんていろいろ考えております。
結論は出ておりません。
まぁ血眼になって結論を出すつもりは有りませんし(苦笑
ただ、
バイクは奥が深いなあ。
そして面白いなぁ。
今回はここまでです。
今回はロングフォークジョイントを装着しました。
ロングフォークジョイントは、デイトナの当時物です。
パッケージは紛失してしまい、以前に撮影した写真しか残っていないのですが、
Z400LTD用として販売されていたパーツになります。
ヤフオクで4〜5年くらい前に入手しました。
同時出品されていたXS650のバックステップはバンバン値段が上がっていったのに、
このジョイントはスタート値の3000円位で自分が入札したっきりで、
誰とも競らずひっそりと終了したのを覚えています。
贅沢にもアルミ削り出し。旋盤バリバリ研削加工。
フォークの先端にかぶせるように装着して、
その状態で六角穴付きボルトを締めこむ、という独特な装着方法を採ります。
穴のメス側と、棒状のオス側。2つの円の同軸度(円の中心のばらつき精度)を
ある程度出さなければならず、そこそこ気合の入った加工です。
しかしいったい何個作られたのかなこれ?
おそらくデイトナに問い合わせても真相は分からないかと思います。
そんなパーツを、今回再度取り付けました。
■作業開始
タイヤを外し、
ブレーキとフロントフェンダーを外し、
フロントフォークをゆるめて、
キャップをはめ込みます。
なお、車体をジャッキアップする際は、
センタースタンドと、2×4の角材&スイフトのパンタグラフジャッキを使いました。
支持箇所は純正のエキパイ。
昔のバイクは結構強度を持たせて作られているので、
こういう荒っぽい用途にも、幾らかは耐えてくれます。
角材は、あくまでも補助的な支持で、
主として車重を支えるのは、センタースタンドと後輪です。
角材があると無いとでは作業効率が全然違いました。
これで装着完了です。
■取り付け完了
装着することで、およそ5〜6p程度フォークが伸ばすことができました。
このジョイントの構造上、若干フォークの根元が突き出る格好になります。
もっと伸ばすこともできるのですが、
いたずらに延長すると、フロント剛性・操縦バランスの低下が懸念されます。
それから、はめ込んで見たら面白いことがわかりました。
このジョイントは、
純正のヘッドライトステーの形状に合わせて製作されているのです。
純正ライトステーを避けるようにジョイントがマウントされます。
クリアランスを丁寧に計算されているのが見てとれます。
上手く作ってあるなぁと関心しました。
話が少しそれますが、
当初自分は、
このジョイントを付けたら、
次にヘッドライトを小径のボトムマウントタイプにしようと思っていました。
こんな感じですね。
モーターロックさんとか、この辺のパーツを使って。
ケースが大きく、配線処理がやりやすいんです。
ただ、今回取り付けたジョイントと純正ヘッドライトステーの
収まりがとてもよかったので、なんか交換しにくくなってしまいました。
なのでヘッドライトはしばらくこのまま。
250TRのライト使っているから夜も十分明るいし。
■乗り味
話を戻しましょう。
肝心の乗り味ですが、
若干立ちが強くなり、反応がワンテンポ遅れるといったレベル。
伸ばした影響は確かに出ています。
交差点では、「えい!曲がるぞ!」という思い切りが多少必要になりますが、
操舵関係の破綻はきたしておらず、普通に曲がります。
2日も乗ったらかなり慣れてきました。
むしろ気になったのが路面からの突き上げ。
まっすぐ走っているだけなのに、
コツコツ・フワフワという、フロントフォークからのピッチングが
コレまでになく顕著に感じられるようになりました。
・・・もしかしてフォークしなってる??
これもしばらく乗ったら慣れてきたのか幾らか気にならなくなりましたが、
あまり剛性のないΦ35フォークには、10cmちょっとのロングでも厳しいのかも。
これ以上のエクステンションはちょっと怖いっす。
フォー間にスタビライザーつけたら多少緩和されるかな?
こんなフェンダーもあるみたいだから、そのうちつけてみたいと思っています。
多分250TR用がつく… かな…?
■技術的なお話
フォークを伸ばしてから、曲がりはじめが、やたらクイックになりました。
今回ネック角はいじっていないので、
フォークが伸びた分車高が上がり、
わずかでしょうがトレールとホイールベースが増えているはずです。
ですので直進安定性が増しているはずなのですが、
それ以上に車線変更時の機敏な反応が強く印象に残ります。
何が原因だろう? と考えたのですが、
●今までより後ろ荷重になって、フロントにかかる荷重が抜けている。
だからステアリングの反応がよくなったように感じているだけで、実際は変わらない。
●逆にどういう訳か、今まで以上に荷重がかかっている。
●重心が上がって倒しこみやすくなった
●ハンドルが今までのZ2バーからドラッグバーになっているので、
ハンドル幅が狭くなって機敏に反応するように感じているだけ
なんていろいろ考えております。
結論は出ておりません。
まぁ血眼になって結論を出すつもりは有りませんし(苦笑
ただ、
バイクは奥が深いなあ。
そして面白いなぁ。
今回はここまでです。
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