さいたまツーリング その2
2014年09月20日 01:59
| イベント
その1はこちら
加須インターでひとしきり歓談した後、
うどん屋さんに向かいました。
子亀というお店です。
入店後あっという間に満席になり、
外には行列も出来ていたので人気店なのだと思います。
鴨汁うどん。美味しかったです。
ただうどんがやたら長くて食べずらかった(汗
しかし加須はうどん屋さんが多いのですね。
全然知りませんでした。
次の目的地を話し合い、
をにくさんの提案で「のぼうの城」で有名になった、
忍城(おしじょう)に行くことになりました。
「お城ねぇ」 「行って見ようか〜」
見たいな空気感だったんですが、
個人的には心からタギッていました。
すごく行ってみたかったんです。忍城。
のぼうの城は、和田竜さんの処女作の歴史小説。
直木賞にもノミネートされ、
本屋さんが推薦する新刊を選ぶ、第6回本屋大賞で2位になった作品です。
自分も大好きな小説で、何度も読み返しました。
後に映画化されてこちらもヒットし、
日本アカデミー賞で多数の賞を受賞しています。
あと忍城は、上杉謙信が攻め入った際、
謙信公自らが「単身偵察」に行った城としても有名です。
のこのこと偵察に行くわけですから、
当然場内からの警護の兵に見つかり、銃撃を雨のように受けます。
ですが全弾外れて一つも命中しない。
一説によるとここで「俺は謙信だ!」と名乗りを上げたとも言われています。
そこで忍城側は、銃撃に秀でた兵士を呼び寄せます。
その際、大切な折に用いるとされた「金の弾丸」を装填します。
城一番の精兵による入魂の狙撃。
それでも当たらない。
「あれは誠に武の神の化身か何かに違いない」と城兵が恐れおののき、
それ以上は何もせずそのまま帰路に付かせた。
という逸話の舞台にもなった場所です。
そんな魅力的な忍城。
宇都宮から割りと近くなので、
常々足を運んでみたいと思っていた場所でした。
ただ何かキッカケがないと行く気にはなれなかったのが正直なところ。
ですので、今回は全力で をにくさんの提案に乗っかりました。
20分程度走って忍城跡に到着。
こじんまりとした城でしたが、
城郭の再現、遺構、資料館もあり、結構ちゃんとした公園でした。
規模は小さいながらも庭園も整備されていて美しく、普通に楽しめる場所です。
ただ館内が写真撮影禁止だったので、 写真はございません。。
駐車場もほぼ満杯で、多くの人出でにぎわっていました。
次の目的地は「さきたま古墳群」。
これものぼうの城つながりで、
石田光成が忍城攻めの本陣を構えた場所です。
忍城から5分くらいで着くとの事でした。
ここで自分が、でんすけさんの後輩さんに
「LTD交換しませんか?」と提案。
快く貸していただけたので、古墳群まで交換して走りました。
特にAとBに驚きました。
いい方と悪いほうで。
乗り心地がいいのは、400LTDの座布団のようなシートと、
柔らかめのリアタイヤの影響かなと思いました。
道が比較的平坦でギャップもなかった事も、好印象な乗り心地に作用したと思います。
ほんとリアからの突き上げは、自分のLTDと大差がなかったんですよね。
見た目で判断してはいけないなぁと思いました。
自分はタイヤを BT-39 という剛性高めのレーシングバイアスを装備しています。
とはいえSR400用の純正リアサスなんだから、ある程度動いてくれているだろうとは思っていたのですが、
ごつごつした衝撃をさほどいなしていないことも判明。
市井の評判通り、SRの純正サスってあまり仕事してくれてないのかも。。
値段も手ごろな、この辺のリアサスに変えてみたいですね。
Bのブレーキに関しては、「車検通らないレベル」かと思いました。
特にリア。遊びが大きすぎたので、ちょっとだけ調整したら改善しました。
一回ドラムの中身掃除したほうがいいかもしれないですね。
後輩さんからは、
「全然違う」「なんかとても軽い」
「でんすけさんが、LTDは乗りやすいバイクだ!って言ってたのが分かりました」
とのコメントをいただきました。
多分、タイヤがスポーツタイヤなので接地面積が小さいことと、
車高が適度に高い事が、全体的な軽快感を生んでいうるのではないかと思いました。
多少パーツが違えど、車重は殆ど変わらないと思いますし。
大変勉強になった交換でした。
乗せてもらってありがとうございました。
今回は一番の大きな円墳しか見ませんでしたが、
地図を見るに前方後円墳が4〜5個は有り、
それ以外にも小さな古墳の遺構がたくさんあるようです。
いい眺めです。
大変文化的な場所でした。
ここもたくさんの人が訪れていました。
Hideakidさん「こういう場所に人がたくさん集まっているって、宇都宮じゃあんまりないよね〜」
という事を仰られていて、自分も同感でした。
宇都宮も面白い施設・史跡ってあるんだけどなぁ。
日光ばっかりじゃないと思うんですよね。
そういうテーマでツーレポ書いてみようかな。
最後に珈琲屋OBという喫茶店に行きました。
埼玉では有名な喫茶店チェーンのようです。
コーヒーがでかい。。
でも美味しいコーヒーで、のどが渇いていたことも有りグイグイ飲んでしまいました。
ここでも色んな話で盛り上がりました。
ビキニカウルの話とか、バイクのカスタムの話とか。
楽しかったです。
ここで解散となりました。
楽しいさいたまツーリングができました。
今回新鮮だったのが、
自分が最年少だったことと、参加者全員が既婚者であられたこと。
しかも自分以外は全員お子さんがいる。
仕事も頑張っていて、子育てをされつつ、格好いいバイクにも乗られている。
そんな方々にたくさんお会いできたということが、自分にとってとても刺激に成りました。
自分の中でそういうロールモデルがいなかったというか、
これからバイクに乗り続けるということに関して、
ある種の突破口が必要かもなぁという感覚を持っていました。
それに対して、素晴らしいお手本を見せていただいたような気がしています。
色々吸収して、より楽しくバイクと付き合っていける人生を構築していきたいなぁ
そう感じられるツーリングでした。
以上です。
加須インターでひとしきり歓談した後、
うどん屋さんに向かいました。
●さいたまの郷土料理 加須うどん
子亀というお店です。
入店後あっという間に満席になり、
外には行列も出来ていたので人気店なのだと思います。
鴨汁うどん。美味しかったです。
ただうどんがやたら長くて食べずらかった(汗
しかし加須はうどん屋さんが多いのですね。
全然知りませんでした。
次の目的地を話し合い、
をにくさんの提案で「のぼうの城」で有名になった、
忍城(おしじょう)に行くことになりました。
「お城ねぇ」 「行って見ようか〜」
見たいな空気感だったんですが、
個人的には心からタギッていました。
すごく行ってみたかったんです。忍城。
●浮城、のぼうの城、こと忍城
のぼうの城は、和田竜さんの処女作の歴史小説。
直木賞にもノミネートされ、
本屋さんが推薦する新刊を選ぶ、第6回本屋大賞で2位になった作品です。
【概略】
成田氏が居を構える、湖と水田地帯に囲まれた忍城。
そこに豊臣秀吉の命を受けた、石田光成が率いる2万の軍勢が取り囲ます。
そして「石田堤」とよばれる堤防を築いて、大規模な水攻めを敢行。
対する忍城側の総大将は、
武勇も知略もないが、不思議な人心掌握能力を持つ城主・成田長親。
その本に集まった兵は、百姓までかき集めてもわずか3千。
普通なら降伏する、圧倒的不利な状況での攻防を
人間味豊かに、そしてドラマチックかつ鮮やかに描いた作品です。
自分も大好きな小説で、何度も読み返しました。
後に映画化されてこちらもヒットし、
日本アカデミー賞で多数の賞を受賞しています。
あと忍城は、上杉謙信が攻め入った際、
謙信公自らが「単身偵察」に行った城としても有名です。
のこのこと偵察に行くわけですから、
当然場内からの警護の兵に見つかり、銃撃を雨のように受けます。
ですが全弾外れて一つも命中しない。
一説によるとここで「俺は謙信だ!」と名乗りを上げたとも言われています。
そこで忍城側は、銃撃に秀でた兵士を呼び寄せます。
その際、大切な折に用いるとされた「金の弾丸」を装填します。
城一番の精兵による入魂の狙撃。
それでも当たらない。
「あれは誠に武の神の化身か何かに違いない」と城兵が恐れおののき、
それ以上は何もせずそのまま帰路に付かせた。
という逸話の舞台にもなった場所です。
そんな魅力的な忍城。
宇都宮から割りと近くなので、
常々足を運んでみたいと思っていた場所でした。
ただ何かキッカケがないと行く気にはなれなかったのが正直なところ。
ですので、今回は全力で をにくさんの提案に乗っかりました。
●到着
20分程度走って忍城跡に到着。
こじんまりとした城でしたが、
城郭の再現、遺構、資料館もあり、結構ちゃんとした公園でした。
規模は小さいながらも庭園も整備されていて美しく、普通に楽しめる場所です。
ただ館内が写真撮影禁止だったので、 写真はございません。。
駐車場もほぼ満杯で、多くの人出でにぎわっていました。
●移動、そして交換
次の目的地は「さきたま古墳群」。
これものぼうの城つながりで、
石田光成が忍城攻めの本陣を構えた場所です。
忍城から5分くらいで着くとの事でした。
ここで自分が、でんすけさんの後輩さんに
「LTD交換しませんか?」と提案。
快く貸していただけたので、古墳群まで交換して走りました。
感想:
@アップハンは新鮮
Aリアサスがほぼノーストローク仕様なのに、なぜか乗り心地が破綻していない。
この手のチョッパーとしてはとても快適な方。
B恐怖を感じるほどブレーキが効かない。
C多少減速でパンパン言うけど、燃調も安定していて加速感も良い。音も上品。
特にAとBに驚きました。
いい方と悪いほうで。
乗り心地がいいのは、400LTDの座布団のようなシートと、
柔らかめのリアタイヤの影響かなと思いました。
道が比較的平坦でギャップもなかった事も、好印象な乗り心地に作用したと思います。
ほんとリアからの突き上げは、自分のLTDと大差がなかったんですよね。
見た目で判断してはいけないなぁと思いました。
自分はタイヤを BT-39 という剛性高めのレーシングバイアスを装備しています。
とはいえSR400用の純正リアサスなんだから、ある程度動いてくれているだろうとは思っていたのですが、
ごつごつした衝撃をさほどいなしていないことも判明。
市井の評判通り、SRの純正サスってあまり仕事してくれてないのかも。。
値段も手ごろな、この辺のリアサスに変えてみたいですね。
Bのブレーキに関しては、「車検通らないレベル」かと思いました。
特にリア。遊びが大きすぎたので、ちょっとだけ調整したら改善しました。
一回ドラムの中身掃除したほうがいいかもしれないですね。
後輩さんからは、
「全然違う」「なんかとても軽い」
「でんすけさんが、LTDは乗りやすいバイクだ!って言ってたのが分かりました」
とのコメントをいただきました。
多分、タイヤがスポーツタイヤなので接地面積が小さいことと、
車高が適度に高い事が、全体的な軽快感を生んでいうるのではないかと思いました。
多少パーツが違えど、車重は殆ど変わらないと思いますし。
大変勉強になった交換でした。
乗せてもらってありがとうございました。
●さきたま古墳群に到着
今回は一番の大きな円墳しか見ませんでしたが、
地図を見るに前方後円墳が4〜5個は有り、
それ以外にも小さな古墳の遺構がたくさんあるようです。
いい眺めです。
大変文化的な場所でした。
ここもたくさんの人が訪れていました。
Hideakidさん「こういう場所に人がたくさん集まっているって、宇都宮じゃあんまりないよね〜」
という事を仰られていて、自分も同感でした。
宇都宮も面白い施設・史跡ってあるんだけどなぁ。
日光ばっかりじゃないと思うんですよね。
そういうテーマでツーレポ書いてみようかな。
●コーヒーブレイク
最後に珈琲屋OBという喫茶店に行きました。
埼玉では有名な喫茶店チェーンのようです。
コーヒーがでかい。。
でも美味しいコーヒーで、のどが渇いていたことも有りグイグイ飲んでしまいました。
ここでも色んな話で盛り上がりました。
ビキニカウルの話とか、バイクのカスタムの話とか。
楽しかったです。
ここで解散となりました。
楽しいさいたまツーリングができました。
●まとめ
今回新鮮だったのが、
自分が最年少だったことと、参加者全員が既婚者であられたこと。
しかも自分以外は全員お子さんがいる。
仕事も頑張っていて、子育てをされつつ、格好いいバイクにも乗られている。
そんな方々にたくさんお会いできたということが、自分にとってとても刺激に成りました。
自分の中でそういうロールモデルがいなかったというか、
これからバイクに乗り続けるということに関して、
ある種の突破口が必要かもなぁという感覚を持っていました。
それに対して、素晴らしいお手本を見せていただいたような気がしています。
色々吸収して、より楽しくバイクと付き合っていける人生を構築していきたいなぁ
そう感じられるツーリングでした。
以上です。
【イベントの最新記事】
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