他車ミラー & マスターシリンダーの交換
2015年07月01日 22:36
| 各種パーツ
ずっとやりたいと思っていたカスタムが実施できました。
コレです。
地味な項目ですが、ミラーとマスターシリンダーの交換です。
結果的にかなり満足度の高いカスタムになりました。
●交換したパーツの詳細
それまで取り付けていたのが、5年ほど使用していたこのニッシンの別体式マスターです。ピストン径は14mm。
ジャメリカンスタイルなのに、中途半端にレーシー。性動力はまぁまぁだったのですが、車両の雰囲気とマッチせず、かっこ悪かったので交換したいとずーっと思っていました。
今回十分な準備期間をもっての交換です。
使ったのがXJR1200用のマスターシリンダー。
ピストン径は5/8インチ(15.8mm)で、今まで使っていたマスターより大きいです。
フロントブレーキの効き自体は、これまでの14mmのものでも「しっかり握れば」それなりに効いていました。なので不満はなかったのですが、ピストンをもう一段階大きくしたらどうなるか?という好奇心があったんです。それに駆られて、大きいピストンのものをチョイスしました。
あと、なぜにヤマハなのか?ミラーが逆ネジになるじゃん。
という疑問が出てくると思います。
それは今回購入したこのミラーが逆ネジだったから。
カワサキの純正ミラー。純正部品番号が、56001-1091と56001-1092です。
(購入したページはこちら)。
ZRX400などに使用されているミラーの海外バージョンです。右側が逆ネジになっています。
おそらくタイとか、その辺で使用されているバイクの純正品??かと推察します。
マットブラックな塗装、高強度なステー、四角い形状。
そして背面に刻み込まれたKawasakiの刻印。
安価で購入できる純正パーツの中では、一番かっこよいと感じていたミラーです。
ミラー交換の理由は、どうもコレまでつけていた、Z1風の丸ミラーが気に食わなかったからです。。
(ただコレは、結婚直前で埼玉に遊びに行ったとき、緊急避難的に購入したという思い出有り)
これも後回し後回しになっていたので、コレ機に交換です。
●交換作業
交換自体は簡単です。
こぼれたフルードが車体面にかからないようにするのが一番重要。
コレが完璧に出来たら作業が1/3くらいが終わったようなもの。
フルードを適量抜いて、
13番のスパナでバンジョーボルトを外し、ステンメッシュホースをマスターから取り外します。
元々付いていたキャリパーを慎重に外します。
中に絶対フルードが残っているので、横にしたり斜めにしたりするのは厳禁。
バイクから離れた場所で中身を抜きましょう。
XJR用のマスターを取り付け。
ホースの取り付け向きが、これまでの向きから90度ねじる方向に変わるので、ボルトの根本ナットを緩めて調整します。
新しいバンジョーボルトを取り付け、きちんと銅ワッシャーを挟んで締め込み。
(…このへんの写真が丸々と無いです。。もうしわけない)
フルードを適量入れて、車体やホースをゆすったりしながら、レバーを握ってフルードをホースに送り込み、同時にエアーを抜きます。キャリパー部分にはエアーが噛んでいないはずなので、エア抜きの9割方がマスターシリンダーのエアになります。マスターは最後にちょっとだけ。
このXJRキャリパーの場合、まず20回くらいフルストロークで握りこんでフルードを送りました。
その後、スイッチセンサーが離れるか否か位のストローク量で、小刻みに繰り返し握ります。そうしたら、とても効率よくエアが抜けました。トータルで100回くらい握ったと思います。
エア抜き完了。蓋を閉めて完成です。
●インプレッション
マスターシリンダーのフルードボックス自体は結構大きいのですが、以前つけていたマスターと比較して異物感が小さいです。すっきり収まった気がします。
それにタッチが凄く僕好み。
極わずかなストロークでブレーキが効き始め、その後は握りこみ量に応じて二次関数的にストッピングパワーが上昇していく感じ。恐らくブレーキ自体の絶対的な効きは、キャリパー変更前と変わらないはず。でも握った分しっかり効くようになり、とても好感触です。
フロントブレーキだけで確実に止まる。リアブレーキがお友達だったLTDとはさようなら。これは新車か!?と思うほど。
それから大型車からの流用なので、ブレーキレバーが太いです。
この握り心地が絶妙で、僕の握力を余すところなくピストンに伝えてくれます。
キャリパーのピストンサイズが、1-11/16インチ(43mm)のブレーキを使っているマシンには、5/8インチのマスターシリンダーはお勧めです。Z400FXあたりのバイクですね。もちろんLTDも。オークションで探すなら、純正品の中古が1000円以内で購入できますよ。ZRXとかゼファーが該当しますね。
ブレーキが変わっただけで、乗り味ががらりと変わったように感じました。新しいバッテリーでしっかり充電している事も有り、トルクが増えて速く走れるような錯覚を覚えるほどでした。
見た目も良くなり、性能も向上したのでいう事無しです。
ミラーに関しては、視認性は極めて良好です。
ただ若干鏡面がブルーっぽい色味をしています。夜は以前より見えづらいかもしれません。
欲を言えばステーがあと3cm短かったら、よりかっこよかったのにな。。という思いがあります。
ただそれだけ短かったら、ミラーに僕の体が移りこむようになってしまうと思うので、実用性を取ったらこの辺が良い塩梅なのかなと考えています。
今回はとても良いカスタムが出来ました。
梅雨が開けたら、ブレーキの性能をしっかりと発揮すべく、野に山にと走り回りたいと思います。
以上です。
【各種パーツの最新記事】
大型のLTDシリーズは 純正ハンドルに合わせてマスターとレバーの角度がオフセットされているんですけど400はどうなのかな?
それで自分は Ninjaにから外したマスターに替えました。角度的には良くなりました。
以前交換を考えたとき、自分は
HONDA のマスターが LTDの純正に似てる感じがしたので、オークションをチェックしていた時期があります。
結局入札しませんでしたけどね(笑)
http://page24.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/q62119818
お久しぶりです。
400も純正は大仰なプルバックハンドルなので、
マスターはバンジョーが下を向くように角度が付いています。
レバーも傾斜していますね。
幸いなことに、XJR用は今のドラッグバーを少し下に垂らしたスタイルには、とてもよくマッチしてくれました。ホンダのCB用いいですよね!自分もマークしていました。逆ネジ縛りがなければ、自分もこちらを購入していたと思います。
コメントを書く