雨の中を走った感想
2015年07月08日 22:50
| おしらせ・雑記
●土砂降りの中バイクで走ると、本当に寒い。
雨合羽も何もつけず、豪雨の中をバイクで駆け抜けて分かりました。
厚手のコットンジャケットが雨水を吸い込んでどんどん重くなり、
ブーツの中が池になっていくいやな感触。
ズボンが冠水し、パンツもやられたときの冷たさ。
そして雨がやんだ後、アップライトな姿勢ゆえ体にまともに噴き付ける走行風。
気温は20℃くらいだと思うのですが、コレが冷たいの何の。
本当に寒かった。夏なのに、ガチガチ震えて歯の根が合わないほどに。
大学以来の友人と、その会社の同僚の方とツーリングに行ったのですが、
その際の出来事であります。
事前の天気予報は、午後の降水確率を「100%」としていました。
天気予報は統計学に基づいたもの。そこで、気象台は100%雨が降ると言い切っている。
何らかのロジックに基づいているとはいえ、100%と言い切るのってものすごく勇気が必要です。
相当な自信と根拠が無いと言い切るのは不可能。
むしろ、雨が降らないと統計のばらつきから外れた事象だとも言えます。
恐るべき偶発的な結果。
奇跡。
でも僕らは走り出したんです。
僕はLTD。友達二人はレンタルバイクの大型車に乗って。
希望に胸をほどよく膨らませての出発。
何かこう、「雨降っても何とかなるんじゃね?」的な、
不思議な空気が僕らを包んでいたような気がします。
友達二人は、およそ10年ぶりにバイクに乗る方々とは思えない落ち着き。
来るであろう降雨を見てみぬふりをしているのではなく、
むしろ雨すら受け入れているというか。
「俺は走りたいんだよ!」という燃えるような決意が、
雨の恐怖すら打ち砕いた、というの事ともまた違う。
理屈を超えている感じがしますね。
100%雨が降ると分かっているのに、「行きましょうか〜。」というほのぼのとした出発。
なんだろうね?あの穏やかな感覚は。
●で、茨城県の奥久慈に向かい、
誰もいない峠道を僕だけ目を三角にして駆け抜け、
道の駅で飯を食っているときに豪雨に打たれました。
雨の合間を見計らって出発しても、やっぱり豪雨は僕らに襲いかかってきました。
30過ぎて、こんなに雨に打たれながら無装備で走るとは想像だにしていませんでした。
やってる事は高校生や大学生と変らない。それ以下かも。
思い起こせば、帰宅途中にぱらぱらと雨に降られる事はあっても、
何の準備もなく、パンツがぐっしょり濡れるほどの状態でツーリングするのははじめてかもしれません。
なんだかんだで今までは合羽着て走ってた気がします。
●でも楽しかったですね。
こんな経験誰かと一緒じゃなきゃ出来ないし、やりたくも無いw
また走りたいね、という事を言ってくれて良かったです。
山道だと、バイクリハビリ中のお二人にはかなり辛そうでした。
次回は低速でも楽しめる、景色がいいルートなどを狙って、
プランを組立ててみたいですね。
●自分もまたバイクをレンタルしてみたくなりました。
(前回はNC700X-DCTをレンタルしました。)
次は安くて無難でプレーンなマシン。VTR250Fとかいいかも。
以上です。
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